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Posted by TI-DA at

2015年05月29日

沖縄建築賞 住宅部門で受賞!

沖縄建築賞 住宅建築部門 奨励賞 キラキラ  頂きました

第1位の正賞とは1票差だったらしく
実に惜しい結果ですが、
受賞できるとは思っていなかったので
皆で喜んでいますおすましニコニコ

長く書いても、全部読まれる方いないだろうと思いつつ
後半に感じた事を。

日々の業務で応募準備ができず
正直、見送ろうかと思っていました。
が、
折角の「お祭り」 三線エイサー だし参加しないと!と
締切間際の午後から
応募用紙にプレゼンを開始....
締め切り時間の1分前にメール送信応募 汗

今回の住宅は、我が家 おうち です。
住んでからほぼ2年経ってからの現地審査は
生活している家族にとって
相当な相当な相当な負担となりました。
そんな中、協力してくれた、妻
本当に本当に本当にありがとうございました。

現地審査では
「この家が一番生活感があった」
と言っていただきました。
(良い意味なのか、その逆か、
 その真意は分かりませんが(^_^;))

1票の重さを知ったアワードでした。
参加すれば良い事があると再認識したアワードでした。

古市先生の審査総評の後半は
肝に銘じたいと思います。
ともすれば、「該当作品なし」
もあり得たような気すらしました。(実際、新人賞は該当なしの結果)

受賞したので
オブジェクション的な事を言ってもいいのかなと。
(受賞しないで言ったら、妬みと勘違いされかねないところですから(^_^;))

今回、受賞した住宅は我が家を含め
すべてロケーションの良い立地。
景色を取り込み楽しむ為に、常套的に開口部を大きく開けます。
だから内外一体感が出ます。
開口部大きいから、それだけで風は良く抜けます。
3作品ともその辺が評価軸だったかと。

建築家の自邸や別荘では
住まい手のライフスタイルより
別のところで勝負しやすいと感じます。
多少踏み外しやすいと言うか、チャレンジしやすいと言うか。

設計者自らが住むのではない、余暇に利用するセカンドハウスではない、
本当にそこで1年通してずーっと継続して
生活する人のために設計した住宅は、
様々な制約がガチンコである。

そんな住宅には
建築家の独創性を排除せざる得ない
優先すべき生活者の思いがある。
分かっちゃいるが、断腸の思いで
取捨選択せざる得ない、せめぎあいがあると思う。
(建築家のネームバリューでゴリ押しできる場合を除く)

街中敷地の住宅も応募があったと思う。
ロケーションが良くないから
それをコンセプトとせず
耐久性やメンテナンス性、
環境提案型など。その上でデザイン工夫をした住宅もあったと思う。

今の沖縄 沖縄本島 を県外の方はどう思っているのかな...
青い海と青い空しかない日本の端っこの田舎ではなく
人口もエストニアと同じくらいの規模であるし、
那覇や浦添、宜野湾等々立派な都会で、
豊見城市なんて成長力ランキング全国1位。
しっかりと都会的な生活環境があります。

だから
そうした立地環境で設計された住宅も選ばれて
良いのではないかな~と。
(だとしたら、今回我が家は選ばれ無かった事になりそうだから困りますが汗

古市先生の審査総評最後の2行、
「今回は将来のモデルとなる沖縄らしい提案は無かった」
とは書かれていないけれどもぉ~、
と言われたような気がしました。
もっともっと、精進します。

6/8日から全作品公開なので
他の作品まだ見て キョロキョロ いないので、ぜひ行きたいと思います。

(こんなこと書くと、表彰式の時に審査員の方々から怒られるかな.....タラ~


  

Posted by アアキ前田株式会社 at 16:29